株式市場においては、「市場材料」といわれることもありますが、同様に、株価変動に影響を与えるニュースや出来事のことを意味します。
価格は何かの要因があって変動します。その要因を「材料」と言って、市場関係者は使いますが、価格(株価)が上昇するような良い材料を「好材料(プラス材料)」、価格(株価)が下落するような悪い材料を「悪材料(マイナス材料)」と言って使われます。
株価に影響を与える主な材料は、マクロ経済においては、金利や外国為替、経済指標などで、ミクロ経済においては、企業業績や新開発・新鮮品のニュース、株式の投資家の需給などがあります。
材料待ち(ざいりょうまち)とは、市場が材料を待っている状態です。価格(株価)の変動が乏しく、材料を欲しがっている状態とも言えます。例えば、ある材料に価格が反応し、その材料を織り込んだ(反映した)後は、他の材料がなければ、価格は上にも下にも動きにくくなります。投資家は、価格の上下の幅で利益を得ますので、次に何か価格を動かす材料は出ないかを待つようになります。これが「材料待ち」です。
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