デュポンシステムとは（計算式とデュポン分解をわかりやすく解説）
デュポンシステムとは
デュポンシステムとは
- デュポンシステム（英語：dupont system）とは、20世紀初めに米国の化学会社E.I.デュポンが開発した財務分析手法の一つです。
わかりやすく解説
デュポンシステムは、事業部管理の目的で開発された財務分析の手法で、経営の目的の一つがROE（自己資本利益率）の向上にあるとする考えから、ROEを細かい要素に分解して、その一つ一つの要素の改善がROEの改善になるというものです。
デュポン分解とは
デュポンシステムは、ROEを細かい要素に分解します。これを「デュポン分解」といいます。デュポン分解では3つの要素に分解されます。
この3つの要素をそれぞれ改善すればROEが高められるというのがデュポンシステムの考え方です。
計算式
上記のことから、ROEは以下のような式で表されます。
- ROE（自己資本利益率）＝売上高利益率×総資本回転率×財務レバレッジ
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