ティーパーティーは、2009年に米国で始まった保守系のポピュリスト(ポピュリズムの信奉者)による運動「ティーパーティー運動(茶会運動)」のことを指します。オバマ政権の経済政策やオバマケア(医療保険制度改革)、自動車会社や金融機関への政府による救済、すなわち「大きな政府」に反対する運動のことです。
「ティーパーティー」という名称は、1773年の「ボストン・ティーパーティー事件」に由来するものです。「ボストン・ティーパーティー事件」とは、米国が植民地時代、英国の茶法(英国が課していた茶への重税)に反対する人たちが、ボストン湾に茶を投げ捨てた事件です。この事件が独立運動のキッカケとなったため、「ティーパーティー」は、米国の建国の理念を示す言葉としても使われます。
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