中国製造2025は、建国100周年にあたる2049年に、鉄鋼やアルミニウムを大量に生産する「製造大国」から「世界一の製造強国」になるのが最終目標で、今後成長が見込まれる10大産業(産業用ロボットや航空宇宙など)を集中的に育て、2025年に世界の製造強国の一つとなり、2049年に世界トップになることを目標としています。
中国製造2025は、「2020年に40%、2025年に70%」という基幹部品や基礎材料での自給率の目標があります。これは、例えば「産業のコメ」と言われる半導体の場合、2017年の自給率は20%以下ですが、これを2020年までに40%に上げるというものです。政府基金がお金を出して、各地で半導体工場の建設が進んでいます。
中国製造2025による高度化を急ぐため、中国が海外企業買収と技術移転強要に頼る可能性が指摘されています。また、日本や米国、欧州の企業を締め出して、中国市場を中国企業がが掌握すれば、中国の技術やビジネスモデルが世界標準となり、急速に中国企業が世界で強くなる可能性も指摘されています。
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