PERは「PER(倍)=株価/EPS(1株当たり利益)」で算出されますが、EPSは当期純利益で計算する株価指標であるため、単年度に変動が大きくなることがあります。これに対しCAPEレシオは、過去10年間の実績利益の平均値に物価を加味した1株あたり利益をもとにPERを 計算する指標であるため、一時的要因による収益の変動や景気循環の影響が除外され、実質的な株価の割高・割安感が測れる指標です。CAPEレシオは、25倍に近づくと株価の過熱感が意識されて株価は下落に転じやすい傾向があります。
S&P500のCAPEレシオ(シラーPER)の推移は、当サイトの姉妹サイトである「株式マーケットデータ」で確認できます。
その他「株価指数・株価指標」に関する記事は以下。
株式投資初心者の方から中・上級者の方まで、全ての投資家に必要な投資情報を詳しく解説したサイトです。投資信託やデリバティブ、経済学の内容も充実。
IMM投機筋ポジション・投資部門別売買状況・裁定取引の推移・信用残の推移・株価指標・債券・為替の動向まで、投資をする際に見ておきたいデータを集めたサイトです。
マーケット動向をブログ形式で随時更新。日々の投資の参考にご活用ください。
仮想通貨を1からわかりやすく徹底解説(動画付き)!投資情報からトレード手法まで、仮想通貨をはじめるならここから!