日本株は外国人投資家の保有比率が高いので、外国人から見た日経平均株価を見ておくことは大切です。日本株は、しばしば外国人投資家による売買によって相場が大きく動くことがあります。日本株は、日本の個人の保有が非常に少ないです。日本の個人は、資産として株式や投資信託を保有しない傾向が強いですので、外国人の売買によって日本株が動くことが多いのです。一方、外国人の個人は、一般的に株式や投資信託は資産として保有することが多い傾向があります。ゆえに、相場を見る上で外国人が意識している日経平均株価の節目価格などを把握しておくことは大切です。それを把握しておくことで、ここから外国人は買いやすい水準か、買いにくい水準かを判断できます。
例えば、東証(東京証券取引所)が発表する「投資部門別売買状況(投資主体別売買動向)」で、外国人投資家が日本株を買いにきているのか、きていないのかを判断し、もし外国人投資家が日本株を買いに来ているのであれば、外国人投資家は日経平均株価の節目価格をどう見ているのか推測しながら売買すると、システマチックな売買ができるようになります。
さらに、ドル建て日経平均株価は、外国人持ち株比率が高いような銘柄を手掛ける際にもチェックしておきたい指標です。ドル建ての日経平均株価の節目価格を意識しながら個別銘柄も買ってくる可能性がありますので、外国人持ち株比率が高い銘柄を手掛ける場合は、特に注意して見ておいた方がいいです。
ドル建て日経平均株価のこれまでの推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。
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