名称は「回転率」ですが、単位は「回」です。
株主資本回転率は、その数値が大きいほど売上高として何回も戻ってきたことを示しますので、効率的に資金が運用されていることを意味します。よって、数値が大きいほど効率的な経営ができていて、利益を出しやすいことを示します。
株主資本回転率は、業種によって大きく異なるため、異業種で比較しても意味がありません。同業種と比較して見るようにしましょう。また、過去の推移と比較して企業の効率性の向上をを見るようにしましょう。
株主資本回転率は、ROEを2分解する時によく用いられる指標です。ただし、その場合は、連結の包括利益類型学、もしくは単独の評価・換算差額等を足した自己資本を分母にして計算する「自己資本回転率」が用いられます。
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