時価総額は、株式市場が企業の実力をどう評価しているかを示します。すべての上場銘柄の時価総額を足し合わすと証券取引所全体の時価総額になります。時価総額上位企業は、以前であれば資源や銀行が主でしたが、それが一変し、2017年5末末時点ではIT企業がけん引役となっています。投資マネーは、ビッグデータ活用やあらゆるモノがネットにつながるIoT関連やAI(人工知能)関連に資金が集中しています。新技術によるビジネスモデルに対する期待が膨らんでおり、IT企業の技術革新によって消費行動やビジネスのあり方が大きく変わり、さらに新しい技術やサービスの需要が生まれていることが好感されている傾向があります。
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