気配値は、上表がそれにあたります。
現在、証券取引所に入っている買いと売りの指値注文が示されています。指値注文が入っている価格のことを「気配値」、もしくは「気配」といい、買い注文の気配を「買気配(かいけはい)」、売り注文の気配を「売気配(うりけはい)」といい、それぞれ「株数」が表示されます。一般的には、買いの需要が増えれば気配値は上昇し、売りの需要が増えれば気配値は下落します。
例えば、上表の場合、株価2,249円には、15,000枚の買いの指値注文が入っており、株価2,252円には、5,000枚の売りの指値注文が入っています。この状況で、株価2,250円に1000枚の買い注文が入ったとすれば、売気配は11,000枚となり、現在値は2,250円となります。気配値はそのようにして見ます。
通常、現在値に近い値段に気配が入りますが、極端に買いor売り注文が多い場合は、極端に離れた高い買気配or売気配になることもあります。また、買いor売り注文が全くない場合は、買気配or売気配の欄は、空白または0が表示されます。
投資家にとってこれらの情報は情報の宝庫ともいわれています。買気配や売気配から投資家心理を読み取る人もいます。注文の多さや注文が出されるスピードでその日の値動きを読もうとする投資家が多いです。
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