VWAPの計算式は、以下の通りです。
VWAPは、より取引実態に近い平均的な約定値段として見られています。機関投資家の執行価格の目標値として用いられることが多いです。買いの場合であれば、取得価格がVWAPより高ければ悪い取引となり、取得価格がVWAPより低ければ良い取引となります。
通常、取引所に売買の注文を出す際は、成行注文(なりゆきちゅうもん)、あるいは指値注文(さしねちゅうもん)で発注します。ただ、成行注文の場合は、約定価格が想定以上に変動するというリスクがありますし、指値注文の場合は、売買が成立せず約定できないというリスクがあります。しかし、VWAPギャランティー取引の場合は、VWAPを用いて証券会社が相手方となって約定を成立させるので、成行注文や指値注文それぞれのリスクを軽減することができます。
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