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VWAPとは(計算式と見方・使い方・VWAPギャランティー取引のメリット)

VWAPとは






VWAPとは

  • VWAP(読み方:ぶいわっぷ|英語:Volume Weighted Average Price)とは、「売買高加重平均価格(ばいばいだかかじゅうへいきんかかく)」あるいは「出来高加重平均価格(できだかかじゅうへいきんかかく)」と呼ばれる、当日の証券取引所で成立した価格を価格ごとの売買高(出来高)で加重平均した価格です。



VWAPの計算式

VWAPの計算式は、以下の通りです。

  • VWAP=Σ(約定価格×約定株数)÷総約定株数



VWAPの見方

VWAPは、より取引実態に近い平均的な約定値段として見られています。機関投資家の執行価格の目標値として用いられることが多いです。買いの場合であれば、取得価格がVWAPより高ければ悪い取引となり、取得価格がVWAPより低ければ良い取引となります。




VWAPギャランティー取引とは

  • VWAPギャランティー取引(読み方:ぶいわっぷぎゃらんてぃーとりひき)とは、VWAPを基準にした価格で行う取引です。



VWAPギャランティー取引のメリット

通常、取引所に売買の注文を出す際は、成行注文(なりゆきちゅうもん)、あるいは指値注文(さしねちゅうもん)で発注します。ただ、成行注文の場合は、約定価格が想定以上に変動するというリスクがありますし、指値注文の場合は、売買が成立せず約定できないというリスクがあります。しかし、VWAPギャランティー取引の場合は、VWAPを用いて証券会社が相手方となって約定を成立させるので、成行注文や指値注文それぞれのリスクを軽減することができます。






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